直線上に配置

出島ハーバースピーカーポスト

2002
長崎県長崎市
設計 ワークヴィジョンズ
 日本海洋科学
    山田構造設計事務所
施工 : 日本無線

     意匠検討の模型(ワークヴィジョンズ作製)
構造解析モデル

与条件としてのスピーカー10個の設置が、塊としての重さを
感じさせないよう、スピーカー配置やフレームが計画された。

3本のストラットと6本のテンション材を用い、
スピーカーをのせる一部開放のリングを、
柱とつないで構成した架構。

テンション材の張力をコントロールすることにより、
初期形状を確保し、強風時に柱を中心とした回転を
起こさないようにしている。
 
製品検査

製品の製作精度や、溶接部の確認だけでなく、
今回は、建方手順の確認のため、仮組みを行った。
 
部材の搬入と確認

テンション材とジョイント部材は、鋼材を
機械加工して製作。
 (製作:ネツレン)

さび止めのため、ダクロダイズド処理を行って
から現場搬入。
 
  建 方

あらかじめ基礎に埋込んでおいた柱に、
スピーカーをのせたリングを取り付け。
 
テンション材の取付け

テンション材を配置した後、定着部に仕込んだ皿バネの
つぶれ量を計測することにより、張力コントロールを行う。
 
建方完了
 
 
直線上に配置
 
 
      
 
 
 
長崎水辺の森公園サイトのライブカメラで、
このスピーカーポストを見ることができます。


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